子供のやる気と才能を伸ばすストレスクリア®️コーチング〜中学受験編〜
今日、息子の中学受験が終わりました。
長いようで終わってしまうと、
あっという間の2年間でした。
小学5年生から本格的に塾へ通い、
地元の私立中学受験のために家族で取り組んできました。
学校から帰ってきて、合格発表を見た瞬間に、
息子は男泣きしました。
この最後の1ヶ月は家族全員で、息子のために、
受験に本気で取り組む環境を作りました。
合格発表を見て
涙を流すくらい本気で頑張ったんだと
胸にじ〜んときました。
合格を見てから、塾の先生に報告に行くといい、
車で連れて行きました。
お父さんは車で待ってて。
先生に挨拶に行ってくるからと言われ、
親の出番が少なくなったなと少し寂しくも思いましたが、
頼もしくなったなと成長を実感しました。
そして、先生が部屋から出てきて、息子が本当に
頑張てくれたと褒めてくれ、先生の目頭も赤くなり
泣いていました。
この塾に息子を預けて本当によかった。
人間的にこんなに成長できる環境を与えれくれて
本当に感謝しかありませんでした。
そして息子のために泣いてくれる先生がいる
なんて、このようなつながりを得ることが
できて本当に嬉しく思います。
あんなに小さかった息子が
大きく人間的に成長したなと
この努力した結果が、あの涙に
込められていたなと感慨深いです。
中学受験を2回経験してみて
中学受験を2回経験して思う事を
自分なりに書いてみます。
1回目は娘の受験。4年前に遡ります。
長女も同じく小5から塾へ通いました。
学校の成績は上の方だったので
心配はしていなかったのですが、
塾へ入ると、上のクラスへ行けませんでした。
自分の実力の無さが悔しくて、
それからすごく頑張って、2ヶ月くらいで上のクラスへ行きました。
長女はどちらかというと自分で足りないところもわかり
自立していたので、何も心配する事なく
受験を乗り切ることができました。
妻曰く、「あなたは仕事ばかりで頭一杯だったからね。
私はすごく大変だった。」
と言われました。
ということで、長女の受験に関しては、ほぼ妻任せでした(汗)
しかし、今回の息子の受験は4年前とは少し勝手が違いました。
勉強しないからといって怒りの感情をぶつけても・・・
4年前と一番大きく違うことは
私自身がコーチングを仕事にしている事
コーチングを子供の受験に活用することができたことが
今回の受験を経験して一番大きく変わっていたことでした。
小5から塾へ通わせてはいたのですが、なかなか成績が伸びない。
クラスでも下から数える方が早いくらいの位置でした。
サッカーが大好きで勉強というよりは、
サッカーに夢中の毎日でした。
成績がいまいちなまま、小6の春を迎え
このままでは絶対に受験は乗り越えれないと
感じていたので思い切って塾を変えました。
6年に塾を変えるのって結構一か八かの賭けなんです。
なぜならもともと以前通っていた塾は
地元の中学に合格している子が一番多い塾で
娘はその塾へ通って4年前に合格していました。
ですから、実績もある塾なんですが、息子には
少し合っていないかなと感覚的に感じていたので
思い切って塾を変える決断をしました。
物事がうまくいっていないときに環境を変える
決断をするのは勇気が入ります。
一般的に成績が上がらない理由としては
・子供が勉強をしていない
・勉強量が足りない
・勉強をしているようで身についていない
・成績がいい時と悪い時のバランスがバラバラ
などその子にとって理由は様々あると思います。
そして、そんな成績が上がらない子に親がすることといえば
・遊んでないで、勉強しなさい
・〇〇ちゃんはあんなに出来て、あなたは何で出来ないのと比較する
・イライラした態度で接している
・いい成績をとっても、ここが足りないとか出来ていないところを指摘する
などネガティブな側面を正そうとすることが多いのではないのでしょうか。
よほど自分でいろんな決断ができて、
進んで自分の事をできる子はいいのですが、
そんな優秀な子は稀ですよね。
私の息子はそんなタイプでもなく、
とにかく家ではあまり勉強する姿を見たことがなかったので、
小5の時には「勉強量が足りない」「もっと勉強しなさい」
「サッカーやめさせる」と脅したり、怒りの感情をぶつけていました。
思い切って環境を変えてみると・・・
小6の時には、コーチングをもう少し深く
学んでいたおかげで、今現在、何がうまくいって
いないのかを考えるような癖がついていたので、
環境が息子にあっていないことに気づくことができました。
当然小6ですから、息子の塾を変えるのには妻は大反対でした。
しかし、ここで思い切って環境を変える選択をしたことが
その後の息子の成長に大きく関わることになりました。
息子の人間性を伸ばすために、環境を変える。
そう決断したら、すぐに行動に移しました。
以前の塾は女の子が多く、何でも話せる友達がいなかったので、
少し孤立している感じはしていました。
しかし、新しい塾は先生方も男性が多く、息子が通っている
サッカーチームと同じ状況を作ることができました。
だんだんと塾へ通っている男の子とも仲良くなり、
塾へ通うことが、サッカーチームに通うことと
同じ感覚になっていきました。
環境を変える決断は勇気が入ります。
しかし、「ニューロロジカル・レベル」を知っていたおかげで
抵抗なく環境を変える決断ができました。
ニューロロジカル・レベルについてはまた書きますね。
コーチングの基本の「傾聴」を子育てに使えるようになると
今回の受験で一番大切にしたことはなことは話を聞くということです。
コーチングのスキルの中での基本となっている
「傾聴」を使い、しっかりと息子の全てを
「聴く」ということを心がけました。
息子の中にある情報、
・中学校に本当に受かりたいの
・合格して何をしていきたいの
・将来の夢や目標は何
・中学生になったらやってみたいこと、いきたところ
などなど今すぐには受験とは関係ないことをたくさん聴きました。
そして、今楽しく塾に通えているのか、
何が不安なのか、など常に心の変化が
どのように動いているのかを観察しながら、
「聴く」ということに力を注ぎました。
塾を変えた当初は成績がクラスの下から数えた方が
早かったけれども、決して怒らず、
諦めかけた時こそ、
努力する大切さ、結果=合格が一番重要ではない。
そこまでに自分なりにどう取り組んで、
改善してきたかという「プロセス」こそが
一番大切なんだということを話しました。
中学受験に合格することが人生のゴールでは
ありません。その先の人生がどのように
変わっていくのかを、中学受験を通して
創造していくことを大切にしていました。
成績が伸びていなくても頑張っている事を
「承認」することを心がけました。
毎日子供は自分自身と戦っているんだと、
認めてあげる。
私は今回の中学受験ほど息子が本気で取り組んだ
姿を見たことがなかったので、受験をさせて
本当によかったと思いました。
と同時に自分自身がコーチングを学んでいた
おかげで、大きな壁を乗り越える方法を共に
実践できたこと。
私自身が学んできたストレスクリア®️
コーチングの素晴らしさを息子の受験を通して
実感できたことでした。
勉強にスポーツに子供の才能を伸ばすのは、
誰でもない、親の力が絶対に必要であるということ。
親が子供と同じ視点で物事を見ることができるか。
またその先の未来を見せることができるのかが
子育てではとても大切なんだと感じました。
ぜひ全ての親にストレスクリア®️
コーチングを学んで、子供の才能を伸ばすのに
活かして欲しい。子供の可能性をもっと信じてあげてほしい。
未来の夢ある子供の才能をもっともっと伸ばして
あげられる環境を家庭で地域社会で作っていきたいと
思いました。
子供の才能を伸ばすも殺すも親次第。
子供が本気になった時のエネルギーと
人としての強さを持っている姿に感動しますよ。
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イイですね!
息子さんのおかげで、お父さんが一番成長されましたね。
フレーフレー野原!!